現金が消えた国?スウェーデンで見た財布とスマホ
NHKのニュースで興味深かったものを紹介。
店側
家電量販店の入り口に「現金は受け取りません」の文字。パン屋には「ノーキャッシュ(現金おことわり)」の表示。
人々
ほかの人たちも「現金は下ろすのが面倒」「現金しか使えない店は、ほとんどないから困らない」と話していました。
スマホアプリ
もう1つ、スウェーデンのキャッシュレス化を大きく後押ししたのが、「スウィッシュ」と呼ばれるスマートフォンを使った決済サービスです。スマホにアプリをダウンロードして、電話番号など支払い先の情報や金額を入力すると、瞬時に送金ができます。
6年前、国内の複数の銀行が共同開発したこのサービス。利用者はスウェーデンの人口のおよそ6割に上っています。
現金を扱うコスト
スウィッシュを開発した銀行の1つ「SEB」に理由を尋ねると、利便性に加えて、現金を扱うコストを抑えることを挙げました。
デジタル通貨「eクローナ」
金融安定部門のビョーン・セゲンドルフさんは、これからの数年で、国内の小売業者の半分は現金を受け取らなくなると分析しています。中央銀行によるデジタル通貨「eクローナ」を発行するべきかどうか、部署横断のプロジェクトとして検討を進めています。
現金を補足するための「eクローナ」
セゲンドルフさんは「…eクローナは現金を無くすためではなく、現金を補足するためのものと考えています」と話していました。
感想
現金はやっぱり「現物を扱う」のが利点でも欠点でもありますね。
私にとっては現金は:
- お金を数えるのが面倒 (数え間違えるともっと面倒)
- お金の移動が面倒 (あるいは物理的に離れすぎていると全く不可能)
- 収支を計算するコストがでかい
デジタル化でこの辺を簡略化自動化できます。自分の時間・体力をより重要なことのために使えるようになります。