間違えられるシステム

水道料金6100万円余の検針票発行 実際の9000倍 札幌 | NHKニュース

水道料金の検針でミス 請求額は実際の9000倍に当たる6100万円 - ライブドアニュース

件の倉庫の方はさぞかしびっくりしたでしょうね。

金額がでかい

間違った金額の検針票発行は、手動でやっている限り常に起こりえます。 しかし、今回(トップ)ニュースになったのは金額が大きくインパクトがあったからかもしれません。

間違えられる

手動でやることには間違いがつきものですが、間違えにくくしたり、間違えられないようにするのがシステムってものです。 今回の事故は当人の責任はともかく、間違えられるシステムがおかしすぎます。

札幌市水道局によりますと、最初の検針の際、水道使用量は正しかったものの、汚水排出量が50メートルプールのおよそ96杯分に当たる24万立方メートルとなっていたということです。

検針員が使っていた検針用端末の仕様は分かりませんが、㎥単位で数字を入力するものだとすると、 240000 と入力したことになります。 桁数に注目してください。6桁 です。 入力できる桁数が大きすぎます。

一般家庭用の水道メーターであれば4桁程度までしか表示できませんし、業務用でも5桁程度までしか表示できないことがほとんどでしょう。 つまり6桁表示できるメーターなんてほぼ存在しないですし、6桁使えるなんてことはもっとあり得ません。

そんな超レアケースは通常検針員の端末のシステム側で入力できないようになっているべきです

水道局は「なぜ実際と大幅に違う検針したのか原因を調べ再発防止に努めたい」と話しています。

「なぜ検針したのか」じゃないです。 「なぜ検針できたのか」です。 システムがおかしすぎます。

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